キャンプの醍醐味といえば焚き火ですね。
そして焚き火といえば焚き火料理です!
『焚き火料理って難しそう…』
炭でバーベキューをしたことはあっても、焚き火はキャンプで初めてやってみたという人が多いのではないのではないでしょうか。
初心者にはちょっとハードルが高い…と思っているかもしれませんが、ポイントさえ押さえれば簡単です。
特にソロキャンプで挑戦してほしいです!
初めてで不安に思うのは大体以下の3点でしょうか。
・手順はどうやるの?
・ススはつかないの?
・火力調節はどうやるの?
そこで今回は焚き火料理の手順やポイントなどを説明します。
きっとあなたもハマってしまいますよ!
焚き火料理の手順
焚き火台を組み立てる
焚き火台にはいろいろな種類がありますね。
ピラミッドを逆さにしたようなタイプや、お皿のようなタイプ、メッシュや焚き火料理に特化した焚き火台など。
基本はどの焚き火台でも大丈夫ですが、フライパンなどを乗せたときにひっくり返らないよう、安定感のあるものにしましょう。
ゴトクが付属していないものは別途買うと便利ですよ。
また、メッシュ焚き火台はそれ自体が軽いため安定感に不安がありますので、自立型のゴトクがいいと思います。
(ファミリー用のダッチオーブンなど非常に重いものは、どんな焚き火台でもトライポッドを推奨します。)
私が使っている焚き火台はコールマンのファイアーディスク、ゴトクはキャプテンスタッグです。
ファイアーディスクは3秒で設置できる優れもの、ゴトクはガシャンと置いただけ(笑)
火を起こす
調理しようという1時間くらい前から薪を燃やします。
私は焚き火だけをするときは少ない薪で細々とするのが好きですが、料理をするときには一度にじゃんじゃん燃やします。
燃やしている間にお米を水に浸したり、下ごしらえをしましょう。
炎が上がっている間はまだまだ放置です。
ここで料理を始めてしまうと、調理器具はススで真っ黒になってしまいます。まだ我慢ですよ〜。
薪の場所を整える
薪の炎がおさまると、『熾火(おきび)』という状態になります。
炭のような、火が上がっていないのに熱が発せられている感じです。
焚き火ではガスコンロのように火力調整が簡単にはできないので、場所によって
薪を集める場所(強火)→薪をあまり置かない場所(弱火)
を決めます。
※鍋などを置いてもひっくり返らないか要確認です。
いざ、料理をしましょう!
焚き火で料理をするのはすべてがアバウト(というか、弱火で◯分のようにきっちりできない)なので、ほぼ見た目で判断します。
もう沸騰したとか、焦げそうだから弱火コーナーに移動させようとか。
ほったらかしにするとダメです。見守ってあげてください。
私は心配性なので、あっちこっちに何度も移動させます(笑)
こういう調整も楽しさのひとつです。
先日ごはんを炊いた時の写真。
ちなみにメスティンに黒い跡がついていますが、私が熾火を知らなかった頃に炎で炙りまくったからです(笑)
強火ゾーンにメスティンを置く
→沸騰したら弱火ゾーンに置く
→水が無くなるまで炊く、これだけ!
時間も計っていません。フタもしょっちゅう開けまくってます。
それでも、もう言葉にならない美味しさでした!
まとめ
焚き火料理をすると、荷物も減って片付けもラクになります。
バーナーはコンパクトなシングルバーナーさえ持っていれば事足りますよ。
・手順はどうやるの?
→事前に薪を燃やして『熾火』を作る(重要!)
・ススは付かないの?
→『熾火』にすれば付きません!
・火力調節はどうやるの?
→熾火を集めたところに置くか離すか、距離で調節します。