ホークギアのマミー型シュラフを冬に使ってみた【ゆるキャン△(実写)のシュラフ】

 

ゆるキャン△、観たことがありますか?

かなりざっくり言うと女子高生がキャンプをするお話です。(ざっくりすぎ…)

 

私は実写版しか知らないんですが、作中にマミー型のシュラフで寝るシーンがあるんです。顔の下あたりにHAWK GEAR(ホークギア)とロゴがあります。

女子高生が使うくらいだからそんなに値は張らないんじゃないか?と調べてみると、これが脅威のコスパであることがわかりました。

私は封筒型のシュラフしか持っておらずマミー型も気になっていたので購入してみました。

 

そして年明け、2023年1月2日〜3日に使用してみましたのでその感想もお伝えしたいと思います!

 

結論から言うと、買ってよかったです。

 

 

 

 

 

ホークギアのシュラフは2種類

 

 

ホークギアのシュラフ超断熱仕様のマミー型コンパクト仕様の封筒型の2種類があります。

私が今回購入したのは超断熱仕様のマミー型。

「冬でも電源なし、熱源は焚き火だけ」を目指しているので少しでも暖かいものが嬉しいです。

 

カラーが豊富!

 

私はゆるキャン△のキャラクター、なでしことお揃いのレッドにしてみました。もっとビビッドな赤かと思っていましたが朱色のような感じ

この点はちょっと好みではなかったですね。

レッドの他にブラック、グレー、ネイビー、カーキ、オレンジ、ライトブルー、コヨーテの全8色です。

8人家族でも色かぶりしません(笑)

 

外観

サイドのジッパーが足下まで開くので出入りはとても簡単です。ダブルジッパーになっているので中からも開けられますが、中からは手探りで開けることになるので生地を噛みこまないように気をつけたいところです。

 

長さは210cmあるので身長のある人でもいけそうです。ちなみに180cmの夫が使っても少し余裕がありました。

幅は1番広い入り口あたりで72.5cmあります。

首周りを絞ると外気を遮ってくれるので、自分の体温もあってすぐにじんわ〜りと暖かくなってくる感じですね。

すぐ眠れそう…。

 

寝心地は封筒型より好き

 

前から持っている封筒型シュラフは裏も表もシャカシャカしており(伝わりますか?)、体が滑る感覚があってあまり熟睡できませんでした。

ですがホークギアのシュラフは、外側はシャカシャカしていますが内側はさらっとした暖かい素材で体が滑ることもなく安定し、ヒンヤリ感も無いのですごく寝やすいです。

 

今までマミー型のシュラフを買うのを躊躇していた理由が、窮屈なんじゃないか?ということでした。ですが今回寝てみると封筒型より楽だということがわかりました。

寝返りを打つ時、封筒型はシュラフの中で向きを変えることになりますが、その時にシュラフがよれてしまったり、足の動きが制限されたりするんですよね。

でもマミー型は体に沿った形をしているのでシュラフごと回れるんです。ゴロゴロとどこまでも寝返りが打てます。コットの上でも体の向きを変えやすそうに感じました。

大の字で寝ることはできませんが、窮屈感が無いのは驚きでした!

 

 

丸洗いができる!

 

なんと洗濯機で丸洗いができるそうで、干すためのループも付いています

毎回清潔に使えるのが嬉しいですよね。

 

 

マイナス15℃まで対応!とは言っても…

 

このマイナス15℃という表記は「限界温度」らしいですね。つまり-15℃までぬくぬくで寝られるわけではなく、この気温を下回るとシュラフの繊維の間の水分が凍ってしまって断熱性能が機能しないことがあるようです。

 

「快適温度」としては0℃とのこと。それより冷え込む場合は防寒対策をしっかりしないといけないですね。

 

びっくりの高コスパ

 

今までみてきた機能はマミー型のシュラフとして必要なことは備えているんじゃないでしょうか。

それがですよ!なんと5000円でおつりがくるんです!4人家族分を揃えても20000円かからないんです。

そりゃもちろん、モンベルのダウンハガーなどの何万円もするシュラフの方が高機能なのはわかっています。でも家族で冬にキャンプ場で1泊〜2泊をするのであればホークギアのシュラフは驚愕のコスパだと思います。

 

 

 

そして、いざ冬キャンプ!

 

2023年1月2日、徳島県へキャンプに行ってきました。

日中はかなりの強風でしたが夜には嘘のように収まり、キャンプ日和だったかなと思います。

 

夫と子供2人はクイックキャンプのキャビンテントで寝てもらい、私はケシュアのポップアップテントでソロキャン気分を味わわせてもらいました。夫に感謝です!

 

さて、夫と子供のキャビンテントの方にはホットカーペットを投入しましたが私のテントは暖房器具なし。

ケシュアのポップアップテントは完全に外気を遮断はできないのでテント内はまあまあ寒め。

 

初めからぬくぬくの格好で寝ると検証ができないと思い、いつもの家での服装、すなわち上下で1500円のスウェットで挑みました。

ちなみに裏起毛付きですが、長年の使用により起毛はほぼ抜け落ちているため保温効果は期待できないシロモノです(笑)

 

就寝時、22時20分頃のテント内の気温は7℃

 

 

シュラフに入ると寒さは全くなく、これは朝までいけるかも?の予感。疲れていたのですぐ寝てしまいました。

 

しかし…、午前3時体の震えで目が覚めました。

ここからは寒い&眠いので写真など撮れていません。

気温は4.5℃。

シュラフから出るのも寒かったのでしばらくじっとしていましたが我慢しきれず、念の為にと持参していたロゴスの封筒型シュラフ(適正温度マイナス2℃)の中にホークギアのシュラフごと潜り込んでようやく眠りにつくことができました。

 

朝、6時半に起きると気温は2.0℃でした。外はもう少し寒かったと思いますが…。

とりあえずは朝まで眠れたのでソロキャンとしては成功ですね!

 

寝てみた感想としては、インナーを重ねてちゃんとした服装で寝れば、極寒地でなければ大丈夫なんじゃないでしょうか?

スウェットだけでは無謀すぎました(笑)

 

電気毛布や湯たんぽがあれば更に快適に寝られると思います。

 

 

 

まとめ

 

ホークギアのシュラフ

・カラーが豊富

・マミー型に求める機能は網羅している

・それでいて手の届く価格

・寒い地域でなければ、服装に気を配れば寝られそう

・電気毛布など暖を取れるものがあれば万全

 

ということで、家族全員で揃えたくなるシュラフです。

初めてのマミー型シュラフとして最適だと思いますよ!