キャンピングカーのサイドオーニングは、サッと広げて日差しを遮ることのできる便利なものです。
(広げる場所は限られますが…公園や道の駅の駐車場とかで広げちゃダメです。)
キャンプ場でもあっという間にチェアやテーブルを置くスペースができ、体力を使うことなく自分のサイトの完成します。
寝る場所はキャンピングカーで確保できていますからテントは必要ないですしね。
とっても便利、そして見た目もカッコいいものなのですが、
『意外と日が入ってくるな…』
『ちょっと開放的すぎるな…』
と思ったことはありませんか?
今回はそんなお悩みを解決します。
サイドオーニングで気になること
サイドオーニングは地面に対してほぼ水平に張るものが多く、ポールの高さで角度を調整しても斜めからの日差しは入ってきます。
真夏の真昼間なら真上に太陽があるので遮ることはできますが、朝や夕方、太陽の角度の低い春秋の日差しの時では陰ができないことがあります。
また、急な雨に吹き込まれるとチェアなどのギアがびしょ濡れになってしまうことも。
特にキャンプ場では駐車する向きが固定されてしまうので、移動して逃げることもできません。
あとは人に依ると思いますがもうちょっとプライベート感が欲しいところです。
サイドオーニングの幅
うちのキャンピングカー(バンコン)にはフィアマ(FIAMMA)のサイドオーニングをつけていました。
この機会にいろいろ調べてみましたが、国内ではやはりフィアマが主流で、ハイエースサイズにつけるのはスーパーロングには3.5m、標準サイズには3.0mが多いようですね!
そ・こ・で…やっと本題です!
DDタープがおすすめ!
DDタープとは
DD HammocksのDDタープはソロキャンパーを中心に人気の正方形のタープです。
人気の秘密は、一般的な張り方はもちろんですが、普通のタープよりループがたくさんあるおかげでいろいろな形に張れる万能タープであること。
ステルス張り、ダイヤモンド張り、パスファインダーなどなど…かっこいい名前の張り方がいろいろあります。
ベテランキャンパーさん御用達のタープです!
なぜサイドオーニングにDDタープ?
理由は2つあります。
①サイズ展開が2.5m〜4.0mまで50cm刻みである
そして
②ループがたくさんある
ことです。
上でも書きましたが、バンコンのサイドオーニングの幅が3.0mや3.5mということは、DDタープの幅とぴったり!
何も悩まずに同じ幅のタープを買えばいいということになります。
また、タープを取り付けるためには当然、サイドオーニングに連結しなければいけませんが、ここでDDタープのたくさんのループが役に立ちます。
1辺だけでいうなら5本あるので、きっちり固定できます。
固定するために使うのはフィアマ純正のオーニングハンガー。
サイドオーニングの溝にレールのように通して使えます。
そして、下側のループは地面にペグ打ちすれば完成です!
タープが内側に寄ろうとする場合は、ガイロープで両端をペグ打ちしましょう。
ループを利用して途中にポールを挟んだり、ガイロープで地面までの距離を延長したりすると、さらに空間が広がりますね。
※おそらくサイドオーニングのメーカーさんは推奨しない使用方法なので、自己責任でお願いしますm(_ _)m
完成図
注意点
・サイドオーニングのポールはあまり強くないので、テンションをかけすぎないようにしましょう。
・そもそもサイドオーニングは風に強くないので、強風が吹き始めたらすぐ畳みましょう!
・寝ている間に何があるかわからないので、就寝前には片づけましょう。(サイドオーニングの修理代金は高額です・・・!)
夫がソロキャンをした時の様子。
小雨が降っていたそうですが、タープのおかげで快適だったそうです。
まとめ
ファミリー使ってもソロで使っても楽しいキャンピングカー、いろいろ工夫して手を加えるのは楽しいですよね。
気を付ける点はありますが、サイドオーニングにDDタープをつけるととても快適になりますので、検討してみてください。