インフレーターマットってどういう仕組み?いろんなメーカーのものがあるけど、何を基準に選べばいい?
インフレーターマットは寝心地のいいおすすめのキャンプマットです。購入前に仕組みや種類について知るのは大事ですね!
インフレーターマットとは?
インフレーターマット(インフレータブルマット)は、シュラフの下に敷くキャンプマットです。
寝心地がよく、キャンプだけでなく車中泊や来客用にも使えます。
昨今注目されている、キャンプギアを災害時の備えとすることにもできそうです。
インフレーターマットの仕組み・特徴
中に空気を充填する仕組みですが、エアマットとの違いは中にウレタンマットが入っていることです。
ウレタンとはマットレスや緩衝材などに使われているスポンジのような素材で、これが快適な寝心地の秘密です。
設営簡単
バルブをひねるだけで空気が充填されるのでとても楽です。
中の芯のマットが戻ろうとする力を利用して空気が充填されていくので、膨らんだのを確認したらバルブを閉めるだけ。
設営の時に寝床を作ったあと放置しておけばいいので、そのあいだに別のことができます。
寝心地がいい
地面からの冷え・熱さを遮断し、芯のマット+空気のおかげでゴツゴツしたサイトでも背中に痛みを感じずに寝られます。
ふわふわしすぎず適度な反発感があって疲れません。
何を基準に選ぶ?
厚み
厚みは2cm~10cm以上とかなり幅があります。
当然ながら厚いと寝心地がよくなりますが、収納時も大きくなってしまいます。
オートキャンプなら寝心地重視でもいいかもしれませんが、バイクや徒歩などの場合はコンパクトさを重視したほうがいいですね。
また、インフレーターマットの撤収はコツが必要で、適当に空気を抜いて袋に入れようとしてもまず失敗します。
事前に動画などをみて練習しておくといいかもしれません。
翌日、絶対筋肉痛になりますよ~!
大きさ
シングルサイズ、ダブルサイズ、マミー型があります。
小さな子供がいるファミリーはダブルを選択しておけば、多少寝相が悪くても大丈夫です。
ただ前述している収納した時の形がかなり大きくなるのと、撤収時たたむのが大変かも・・・。
マミー型はよりコンパクトになるので、とにかく荷物を減らしたい人におすすめです。
価格
キャンプマットの中ではお値段がお高めの方です。
もちろんいろいろありますが、銀マットよりは高くなるでしょう。
でもその分寝心地が良くなりますので、自分が納得できるバランスのところを見つけましょう。
R値
R値とは断熱性の目安となる数値です。
高いほど断熱性能が高いということになります。
春~秋しかキャンプに行かない人はあまり必要のない数値ですが、真冬や雪国、標高の高い山などでキャンプをする方は要チェックです。
キャンプマットはキャンプでの睡眠の質を左右する大事なものです。自分に合うマットを選びましょう!
まとめ
- インフレーターマットは空気を充填して使う、ウレタンマット内蔵の寝心地のいいマット
- キャンプだけでなく車中泊や災害時の備えにも使える
- 厚みや大きさ、価格をよく検討して、納得のいくものを選ぼう
- 真冬にキャンプをする人はできればR値もチェックする