冬のキャンプにかかせないストーブ。
暖房の電化製品は消費電力が高く、電源サイトでは使えないものが多いので、灯油で動いてくれるストーブは重宝します。
去年から欲しい欲しいと思いながらも、どのストーブにするか決めきれずにずっと迷っていたんですが、このたびアルパカ プラス ストーブを購入しました!冬の間に心が決まって良かったです。
購入を決めた理由と使った感じなどをレビューしたいと思いますので、私のように迷っている人は参考にしてくれたら嬉しいです。
3機種で迷った!
ストーブを買うにあたっての候補はアルパカの他にトヨトミのレインボーストーブ、コロナSLシリーズでした。
トヨトミ レインボーストーブ
レインボーの炎
キャンプ用のストーブを買おうと思ったきっかけがこのレインボーストーブでした。
ガラスの筒部分に特殊な加工がされていて、炎の輪がポワポワポワと七色に輝きます。
唯一無二の美しさが魅力ですね。
通常モデルとキャンプサイトに映えるランタン風モデル
ホームセンターで見かけるホワイトの通常モデルとは別に、ランタン風のモデルがあります。
カラーもグリーンやレッド、ブラックがあるので好みに合わせたサイト作りができそうです。
購入しなかった理由
ホームセンターに見に行った時の第一印象が「背が高い」だったこと。
おそらく縦長の形状のせいで余計にそう感じたんだと思いますが(実際の高さは485.7mm)、愛車がフリードなのでもっとコンパクトなものがいいなーと思いました。
もう一つが暖房出力が低めなことです。
レインボーストーブの暖房出力は2.50kW~1.25kW。いろいろ調べましたがこの数値はキャンプで使うには心許ない感じです。うーん、もう一声欲しいところでした。
コロナ SLシリーズ
圧倒的な暖房出力
13畳タイプで5.14kWもの出力があります。先ほどのレインボーストーブの倍以上です。
テント内では換気の必要もあるのであまり暖まりにくいですが、これだけの出力があれば十分ですね。
キャプテンスタッグのコラボモデルはアウトドアカラーで素敵
キャプテンスタッグとのコラボモデルでダークグリーンとベージュがあります。
これが私の好みドンピシャのかっこよさなんです!昔の木造の駅舎にあるようなノスタルジックな感じもして、焚き火をするよりストーブをずっと眺めてしまいそうです。
購入しなかった理由
おそらく高い暖房出力を実現するためだと思いますが、高さ553mmとでかいです。
重さも9.9kgなのでこれに灯油を入れて運ぶ(タンク容量6.0L)となるとかなりの重量です。
車が大きくて力持ちがいるならOKですが、愛車のフリードでソロでも使えるものをと考えるとめちゃくちゃしんどそう…ということで、購入は断念しました。
そしてアルパカ プラス ストーブ!
1968年から石油ストーブを作り続けている韓国の老舗ブランドのアルパカストーブ。
2022年モデルから全体的に耐久性や安全性などが強化され名前がアルパカ プラスとなり、ロゴも変更されて「+」が入りました。
アルパカストーブ+に決めた理由
スペック
- 高さ:420mm×幅350mm×奥行350mm
- 重さ:約 6.6kg
- 灯油容量:3.7L(燃焼継続時間10時間)
- カラー:ブラック・グリーン・レッド
コンパクト・軽量
アルパカはコロンとしたフォルムでレトロかわいいストーブです。
開封したときに「小さいな~」と感じたくらい、高さも幅も主張しすぎずコンパクトです。
重さは約6.6kg。灯油容量は3.7Lで灯油自体の重さはおよそ3kgなので、灯油を満タンにしても10kgを超えません。
天板が大きい
今回ストーブを購入したのには、暖房用途とは別に調理にも使いたいという思惑がありました。
ストーブの上でおでんをコトコトと作ってみたかったんです。
アルパカストーブは天板が大きいので大きめの鍋を置いても安定感があります。
大きさの割に暖房出力が高い
暖房出力は3.0kWと高いです。
大きさ・能力のバランスが良いストーブだと思うので、おうちの暖房のメインにすることもできそうです。
ということで届きました~
夫は箱がめっちゃ昭和感ある〜と盛り上がっていました。2色刷りが心に響いたようです。
こういう商品の箱はたいてい指をかけるための穴が空いていそうですが、この箱にはありませんでした。
シーズンオフに片付けるために箱を取っておこうと思いましたが、持ちにくいので捨てることにしました。ケースがあれば十分ですしね。
わくわく開封!梱包はしっかり
かなり頑丈に梱包されていました。
持ち手と天板を外し、ガラスの筒を保護しているボール紙を外します。
筒にはフィルムが貼られているのですが、「除去」と書きまくられています。外さずに点火するとえらいことになりそうなので忘れずにはがしましょう。
ケースも一緒に購入しました。
上蓋からサイドへ続くジッパーが切り替えのない一直線になっているので、ちょっとひっかかることがありますね。
上蓋の部分を垂直に持ち上げてから下ろすとスムーズです。
点火装置は無い
レバーを下げるだけで点火されるような装置は付いていません。
ダイヤルを右にグルグル回すとモケモケした点火部がせり上がるので、筒のツマミをつまんで持ち上げた状態でマッチやライターで点火をします。
電池が不要なのは私は嬉しいんですが、子供や火の扱いが怖い人には点火は難しいですね。
点火してから暖かくなるまでが早かったです。
点けてすぐはボッボッという音がしているんですが、3分ほどで安定し筒が赤くなりました。
灯油の匂いがしたのも少しの間だけで、すぐに気にならなくなりました。
かなりの暖かさ
家で使うと少し汗ばむくらい暖かく感じました。
どちらかというとキャンプメインで使うつもりなので、これくらい暖かいほうが助かります。
いつものエアコンより暖まり方は早かったです。
火を弱める時は慎重に
思った以上に暖かいので調節しようと思ったんですが、急激に弱めてしまったため灯油の匂いが出てしまいました。
かなりしつこく部屋に充満したのでその日はストーブの使用は諦めることに。
後日、様子を見ながら少しずつ弱めると匂いは出ませんでした。
ぴったり!コーナンの七輪用五徳。ダッチオーブンも乗っちゃう
アルパカの天板にシンデレラフィットとウワサのコーナンの七輪用五徳を買いました。1000円以下だったのでとてもお買い得です!
天板に当たる部分は気を付けないと傷が入ってしまうかもしれないですが仕方ないですね。
TSBBQの10インチのダッチオーブンを乗せてみましたが、安定感バツグン!
おでんへの道が拓けましたね!
まとめ
今回はアルパカ プラス ストーブを購入したことについて書きました。
私にはアルパカがぴったりでしたが、それぞれキャンプスタイルは違うのでコレ!という正解はないと思います。
気に入ったストーブを見つけてキャンプを楽しみましょう!