我が家はキャンピングカーに約2年間乗っていました。
2020年の8月に我が家にやってきて、2022年の8月に手放しました。
手放した理由はいろいろありますが、決してキャンピングカーを嫌いになったわけではありません。
キャンピングカーへの興味は衰えるどころかむしろ高まっております!
今回はキャンピングカーを所有してみてどうだったのか?をお伝えしたいと思います。
キャンプの話が多めです。
キャンピングカーが我が家にやってきた!
我が家がキャンプを始めて9ヶ月経った頃にキャンピングカーを購入しました。
トイファクトリーというビルダーのTOY’S BOX540という乗車定員5名(オプションで7名に増えます)、就寝定員5名のハイエースベースの車です。
キャンピングカーとしての装備は必要なものは揃っていて、価格もキャンピングカーにしてはお手頃な車です。
荷物がたくさん載るのに加え、シートを倒したり動かすとベッドスペースができるという、車中泊とキャンプどちらもできる車でした。
納車の当日にそのままキャンプに行って祝杯を上げたのを覚えています。
キャンピングカーが来て何が変わった?
キャンプではテントを張らなくなった
車で寝られるのでテントを設営しなくなりました。タープだけ張るのでサイトが広ーーーく使えました。
オープンタープではなく、風を遮ることのできるスクリーンタープがお気に入りです。
テント泊は非日常を楽しめるのでいいのですが、快適度は天候に左右されがちです。
車中泊であればたとえ雨が降っても寒くても、テントよりは負担が少ないです。
キャンピングカーを買ったときは下の子はまだ4歳だったので体調を崩しにくいのは助かりました。
キャンプの荷物が増えた
不思議です。
車が大きくなったので車内に余裕ができることを期待していたのですが、載るのであればあれもこれもとどんどん積んでしまい、積み下ろしに時間がかかるようになってしまいました。
キャンプギアも買い足してしまい倉庫もいっぱいに…。
反省しています。
迷惑キャンパーが気にならなくなった
騒ぐ人、深夜に薪を割る人、いろいろいますが車の中に入ってしまえばほぼ聞こえなくなるので関係ありません。
どちらかというと自分たちが騒音を出してしまわないよう気を遣いました。
スライドドアの開け閉めの音などは気になるものですからね。
家族で出掛けることが多くなった
休日となると少し遠くの公園へ足を運ぶようになりました。
遊び疲れたらキャンピングカーに戻って冷蔵庫の冷たい飲み物を飲んだりゴロゴロしたりで、結局みんなで車内のテレビを観て終わったなんてこともありましたが、家族団欒の特別な時間でした。
燃料費が高額になった
ある程度は覚悟していましたが燃費はリッター5kmくらい。
遠出で燃費が伸びるときでもリッター10kmはいかなかったです。
我が家では通勤にも使っていたので月々の燃料費がとんでもないことになってしまいました。
毎回の給油の金額が恐ろしい…。
安全運転への意識が高まった
今まで馴染みのなかった大きさの車なので運転には気を遣いました。
車高が高い
アイポイントが高く遠くまで見えるのはいいのですが、その分重心も高いので安定性に不安があります。
台風が近づいている悪天候での高速道路の走行は、風にかなり煽られて肝が冷えました。
ハイエースとしての高さだけでなく、天井のベンチレーター(換気扇みたいなもの)まで合わせると2m40cmほどあったので通れないガード下もあり、いつも表示を確認してドキドキしながら通っていました。
ハイエースのスーパーロングは長ーい
ハイエースのスーパーロングの長さは5m40cm近くあります。
曲がり角での感覚はセダンやミニバンとはかなり違い、気を抜くと後部を擦ってしまいそうになりました。
自分の車の破損だけなら自業自得ですが、人の家を壊したり、ましてや巻き込み事故は絶対にあってはいけませんよね。
自宅近くには通学路の細道があるので細心の注意を払っていました。
ハイエースの2WDは滑りやすい
我が家のハイエースは2WDでした。前輪が左右のコース決めを担い後輪が駆動する役割を持っています。
ハンドリングは爽快なのですが、雨や雪の時に滑りやすいというデメリットが。
特に荷物を乗せておらずま後輪に荷重がかかっていないとき、後輪が空転しやすくなります。
運転で気をつけるようになったこと
・スピードを出しすぎない
・急アクセル、急ブレーキ、急ハンドルはしない
・周囲をよく観察する
キャンピングカーを手放した今もそれは意識できていて、ちょっと荒いこともあった私の運転は穏やかになりました。
キャンピングカーに乗ってどうなったかのまとめ
良かった点
・キャンプの設営に時間がかからなくなり、サイトも広々使える
・子供の体調に負担にならない
・迷惑キャンパーが気にならない
・家族団欒の中心となる
・安全運転への意識が高まる
残念だった点
・キャンプの荷物がなぜか増えてしまう
・燃費がとても悪い
・走行で気をつける点が多い
キャンピングカーは注意する点もありますが、ワクワクドキドキが上回る楽しい車です。
一度、家族で見に行ってみるだけでも楽しいですよ。