今回は虫のお話をしたいと思います。
私はわりと「G」以外には寛容で、家の中でクモやゲジゲジに出くわしても「まあ見逃してやるか・・・」とスルーするほうです。(「G」が出ると夫を呼びます笑)
なのでキャンプ場に現れる虫もよっぽどのことがない限り、急な出現にびっくりするだけで終わるのですが、中にはやっかいな虫もいます。
そこでキャンプ場で遭遇したくない虫について、私の個人的意見でピックアップしてみました。
対処法についても記載しています。
うっとうしい・・・できれば退散願いたい虫
蚊
みなさんお馴染みの憎いアイツです。プ~ンと嫌な音で近づいていつの間にか刺していく・・・。
大人はかゆい程度で済むことが多いですが、小さなお子さんだと刺され慣れていないので大きく腫れることがあります。(うちの子もまだハイハイくらいの時、足の裏を刺されてすねのあたりまで腫れが広がったことがあります。)
対処法はオーソドックスですがまずは蚊取り線香をテントを囲うように設置し、ミストやスプレーの虫よけを直接肌に吹いておくことです。また、我が家では腕時計型の電池式虫よけが便利でよく使用しています。
ハッカ油で手作りの虫よけスプレーを作る方もいらっしゃるみたいですね!
いつか挑戦してみたいです。
噛まれるとつらい・・・あとから痛い虫
ブヨ(ブト)
ブヨは刺すのではなく皮膚をかみ切って血を舐める、ハエのような虫です。
私が被害にあったときはふくらはぎ付近に違和感があり、蚊に刺されたくらいのかゆみと腫れを感じた程度だったものが、翌日にはドクンドクンという脈打つ痛みに変わって歩けなくなりました。
皮膚ではなく骨が痛むような疼痛で耐えられなくなり、病院で飲み薬と塗り薬を処方してもらいました。
二度と出会いたくありません・・・
初夏から秋にかけて、きれいな川の近くで雨の後などに出てくることが多いようなので要注意です。私はちょうど梅雨のころ、ホタルを観察しにキャンプに行って噛まれました。
また、ビールを飲んでいたので二酸化炭素を大量に放出していたんだと思います。
これ以降は皮膚に吹き付けるタイプの虫よけをするようにして、ビールもほどほどにするようにしているおかげか今のところ被害にはあっていません。
絶対に遭遇したくない虫【危険度MAX】
スズメバチ
気性の荒い大型のハチです。オオスズメバチに実際に遭遇したとき本当に巨大で怖かったのを覚えています。
遭遇したからといって必ず襲ってくるわけではなく、彼らが危険を感じるとまず警告する→危険が去らなければ襲撃という段階を踏むようですが、よくわからないですよね。特に子供なら尚更です。
ハチは木の上に巣を作ると思われがちですが、スズメバチは地中に作る種もありますので、キャンプ場でむやみに藪の中を探検していると知らずに踏みつける可能性があります。
予防策はとにかく近づかない、一匹でもみかけたら刺激をしないようにそっとその場を離れること。君子危うきに近寄らずです。よく耳にする黒い服を着ないというのも有効かもしれません。
刺されたら流水でよく洗うか、ポイズンリムーバーを使いましょう。ポイズンリムーバーとは注射器のような器具で、毒を吸い出すためのものです。アウトドアには必須の道具だと思います。
嘔吐や呼吸困難、意識消失などが起こった場合はアナフィラキシーショックが疑われるので、ためらわず速やかに救急車を呼びましょう。
ムカデ
コット泊などで気を付けたい虫ですが、それほどキャンプ場での遭遇率は高くないように思います。
見かけてもサイトをにょろにょろ横切っていくくらいだと思います。
おそらくムカデにとっても通りすがりのつもりで、襲おうとは思っていないのですが、攻撃力が高いので危険です。
対処法は基本的にスズメバチと同じく患部を洗い流すことと、毒を絞り出すことです。アナフィラキシーショックにも注意が必要ですので、噛まれたら異常がないかしばらく様子を観察してください。
番外編 危険も大きな被害もないけど嫌なヤツ
カメムシ
向こうから飛んでぶつかってきておいて、当て逃げのように臭いニオイを放たれます。
実は私はこのニオイを嫌いではありませんが、(草をふみつけたようなニオイ?)人によっては激臭のようです。
また、1cmを超えるカメムシだと羽音が意外と大きく、テントの中に侵入されると夜中に飛び回ってびびらされます。
この虫に対しては対処法はないように思うので、ニオイは我慢することとして、せめてインナーテントに入られないようにファスナーを閉めておきましょう。
まとめ
- キャンプ場にいるのは危険のない虫が大半だが、中には命に係わる危険な虫も。特にハチには注意!
- 蚊取り線香や虫よけスプレーなどの虫よけグッズは必須
- ブヨはほんとに痛いです
今回はこのへんで!